あなたのコレステロール値は正常ですか?コレステロールのバランスが崩れると、心疾患や血管の病気を引き起こすことがあります。

健康診断の検査でコレステロールの値が高いということで指摘を受ける人も30代から40代にもなってくると急激に増えます。きっとこの記事を読んでいらっしゃるあなたも、コレステロールが高いのではないでしょうか。

今日はコレステロールを最短で下げるにはどうしたら良いのかを中心にみていきたいと思います。

悪玉コレステロールを最短で減らすために知っておくこと

あなたはコレステロールには正確には3種類あるのをご存知ですか?悪玉コレステロールを最短で減らす方法を知る前に、コレステロールの種類と役割について簡単に覚えておきましょう。

<コレステロールの種類>

  • HDLコレステロール(善玉)
  • LDLコレステロール(悪玉)
  • レムナントコレステロール

コレステロールと呼ばれていても正確にはコレステロールそのものではありません。善玉、悪玉といわれていますが、どちらも人間には必須の物質です。

HDLはコレステロール廃棄物を細胞から回収する役割、LDLはコレステロールを運ぶ役割のようなイメージと考えていいと思います。

コレステロールは、回収よりも必要以上に増やしすぎるとと血液中にコレステロールが溢れてしまいます。

血液中のゴミや余計なコレステロールは白血球の一つでもあるマクロファージが食べてくれるのですが、コレステロールが多すぎるとマクロファージが大量にコレステロールを食べた後に問題が起こります。

マクロファージは血液中や血管壁についたコレステロールやゴミを食べてくれます。大量にLDLコレステロールとレムナントコレステロールを食べますが、マクロファージが死んでしまった後に死骸が血管壁の傷から中に入ってしまい血管が大きくふくらんでいきます。

コレステロール
出典:http://yousui.net/therapy/rinsho/post-18.html

これがプラーク、血栓といわれる物になっていくのです。悪玉コレステロールとレムナントコレステロールは多すぎると、結果として血管を狭くしてしまうので、非常に問題となるコレステロールです。

そこで大事なことは悪玉コレステロールと善玉コレステロールのバランスがとれているかどうかがポイントとなります。

コレステロールの基準

  • LDLコレステロール 基準値70~139 mg/dL
  • HDLコレステロール   基準値40~77  mg/dL
  • 中性脂肪      基準値30~149 mg/dL
  • 総コレステロール  基準値130~219 mg/dL

自分の血液検査の数値を見て、基準値内に収まっていたとしても、実はそれだけでは全く安心できないのがコレステロールの怖いところなのです。その理由については次の項目を御覧ください。

LH比(えるえいちひ)を正しく保つことが必要

LH比とはLDLコレステロールとHDLコレステロールの比率のことです。例えば、LDL(悪玉)の数値が100、HDL(善玉)がの数値が50とした場合、比率は2:1です。

理想は1:1の比率といわれています。危険水域といわれているのがLDL(悪玉)が3、HDL(善玉)が1の3:1の比率以上の場合です。この場合は血液はドロドロといわれています。

とはいえ実際はなかなかLH比を1:1に持っていくことは難しいです。医者によっては悪玉2:善玉1以下にしておけば問題ないという人も多くいますので、コレステロール値が高いと指摘を受けた人はまずは比率2:1を目指すのが良いでしょう。

<LH比の目安>

  • 理想      悪玉1:善玉1 ( 例 悪玉70に対して善玉70)
  • まあ問題ない  悪玉2:善玉1 (例 悪玉150に対して善玉75)
  • 危険      悪玉3:善玉1 (例 悪玉150に対して善玉50)

つまり悪玉コレステロールが多くても、善玉コレステロールが多ければ問題はありません。大事なことは「比率」なのです。ここをしっかり覚えておきましょう。

LDL(悪玉)は増えてもHDL(善玉)はなかなか増えない

悪玉コレステロールは、脂っこいものやスナック菓子を沢山食べていれば簡単に増えます。LH比を良くするためにも善玉コレステロールは増やしたい。しかし善玉コレステロールはなかなか増えません。これは持って生まれた体質があるといわれています。

生まれつき善玉コレステロールが高い人もいれば、元々どうやったって善玉コレステロールが低い人もいるのです。人によっては運動をすれば善玉コレステロールはやや増やすことができます。

増やせたとしても1割くらい、頑張っても2割くらいまでしか増やすことができません。殆どの人は増えないか、増えても1割くらいまででしょう。

人によってどれくらい善玉コレステロールに違いがあるのかというと、善玉コレステロール(HDL)が少ない人は数値でいうと40~50くらいの人で、多い人となると100という人もいます。

50と100では倍違います。この差は非常に大きいです。たとえば悪玉コレステロールがかなり高めの200だとします。善玉コレステロールが50だとすると、比率は4:1です。血液ドロドロの危険水域です。

しかし悪玉コレステロール200に対して善玉コレステロールが100だとすると、比率は2:1です。これならやや安全水域となります。善玉コレステロールが多いか少ないかは非常に大きな差が出ます。

病院は残念ながら知識が遅れています。LH比を全く医者は見ません。あくまで基準値を超えているかどうか、これだけを見ます。ですので悪玉が規定値内の200以下であれば、どれだけ善玉コレステロールが少なくても治療対象にはなりません。

悪玉コレステロールを減らすしか方法はない

善玉コレステロールはなかなか増やせないとなれば、これはもう悪玉コレステロールを下げるしか方法がありません。一般的には運動や食事制限、ダイエットしか方法はないといわれています。

しかしそれをやるとなると、かなり長い期間が必要です。かなり悪玉コレステロールが高いという人からすれば、できるだけ早く減らしたいというのが人間です。

ではどうやって悪玉コレステロールを減らし、しかも最短で減らすにはどうすればよいのでしょうか。

悪玉コレステロール最短で減らす方法

本気で悪玉コレステロールを減らしたいとすれば、以下の点がポイントとなります。とはいえ、最短といってもさすがに1日や2日では悪玉コレステロールを下げることは不可能です。

少なくとも1ヶ月、最短でも2週間はかかります。それでも2週間というのは異常なくらい短期間です。では悪玉コレステロールを最短で減らす方法を見ていきましょう。

※ここから先はあくまで私個人の実体験であり医者が推奨する方法ではありませんのでご理解ください。あくまで自己責任でお願い致します。

1)干し椎茸を水の戻したものを毎日食べる

干し椎茸には悪玉コレステロールを下げる「エリタデニン」が含まれています。干し椎茸を食べるのは、このエリタデニンを多く摂取して、肝臓で生成される悪玉コレステロールを抑えることが狙いです。

干し椎茸を料理したものでいいので、可能なら毎食4枚から5枚ほど食べるようにすると、2週間で悪玉コレステロールが30から多いと50くらいは簡単に下がります。毎食はさすがに難しいという人は、夕飯だけでも干し椎茸を食べるようにしてください。

普通の椎茸ではだめです。あくまで干し椎茸でないと悪玉コレステロールはそれほど減りません。ただ干し椎茸はプリン体が多いので、痛風の人はさけたほうが痛風のためには良いでしょう。

難点は干し椎茸は結構費用が高く、さらには食事に飽きがでるかもしれません。ただ間違いなく干し椎茸は悪玉コレステロールを減らす働きがあります。干し椎茸の戻し汁もコレステロールを下げる働きがあるので、汁物、吸い物などが効果的です。

2)肉を減らし魚主体の食事に切り替える

肉の脂は悪玉コレステロールを大幅に増やします。本気で悪玉コレステロールを減らしたければ、脂っこい食事を2週間ほど大幅に減らしてください。

魚主体に切り替えるだけで2週間で悪玉コレステロールが人によっては20以上下がります。

3)紅麹(べにこうじ)

悪玉コレステロールを劇的に減らす効果があるのが紅麹です。紅麹は赤色をした麹菌です。主に紹興酒などに使われる麹菌です。この紅麹を摂れば簡単に悪玉コレステロールを減らすことができます。

紅麹には「モナコリンK」という成分が入っています。これが悪玉コレステロールを減らすことがわかっています。最近は紅麹をつかったサプリメント自体はごくありふれています。

健康食品を使う場合はなるべく安物の健康食品は避けてください。粗悪な素材や不必要な添加物が含まれていたりします。

因みに私が自分に試した紅麹の実験では、紅麹を1日2,400mg(日本人にはこの量は多すぎ)とり続ければ1日あたり悪玉コレステロールの数値が2ずつ減りました。

つまり、この飲み方で1ヶ月で悪玉コレステロールの数値が60ほど下がったわけです。LH比が3:1以上の人にこの方法はおすすめしますが、なるべくなら食生活の見直しをまずはしてください。

紅麹には大きな副作用は報告されていませんが、2ヶ月くらいまでの使用にしておいた方が無難です。人によっては筋肉痛などがでるという話もあります。健康食品を活用する場合は、まずは少量から試して体質と相談をしてください。

とはいえ、私は紅麹で悪玉コレステロールを大幅に減らすことに成功したのは紛れもない事実です。かかりつけのドクターも私の血液検査の結果の数値を見て驚いていました。

4)病院の薬を使う(条件あり)

これが最も確実で安全な方法なのかもしれません。医者に相談し治療薬を使うことが確実に悪玉コレステロールを減らすことができます。病院では「スタチン」や「フィブラート」「プロブコール」という薬を使います。

ただ薬を使う場合は、基準があります。悪玉コレステロールが240を超えたような人でないと使用ができません。長期間の使用では発がん性があったり、人によっては不整脈がでるような場合もあります。

悪玉コレステロールの数値がかなり高めの人は医者に相談をしてください。

まとめ

  • 悪玉コレステロールを減らすには干し椎茸、魚中心の食事、紅麹が効果的。
  • 食事を気をつけるだけで悪玉コレステロールは下がる。
  • 数値が異常に高い場合は、医者に相談をする。

遺伝でコレステロールが高いという場合以外は、大抵の人は食べ過ぎや肥満が多いです。脂っこいものは確実に悪玉コレステロールを増やします。食生活や運動習慣を身につけることが長寿の秘訣です。

悪玉コレステロールをどうしても最短で減らしたい場合は干し椎茸、肉は赤身だけ、そして紅麹を使えば大幅に減らすことが可能です。心筋梗塞や脳梗塞になるくらいなら、これくらいの費用や努力はどうってことないです。

是非悪玉コレステロールを減らすようにチャレンジしてください。