foods

あなたはがんの栄養源をご存知ですか?

がんも細胞です。活動するにはエネルギーが必要です。

人間は、もし食事を長期間摂らなければ最終的には餓死してしまいます。

ミクロの単位で考えると、それはすなわち細胞が死ぬからということがいえます。

 

生あるものは必ず滅びます。これは間違いのないこの世の法則です。

そして生あるものは必ずエネルギーの供給が必要です。命はそれを維持するために必ず何らかの栄養が必要なこともまた真実。

 

ということはがん細胞も何らかの栄養が必要であり、それが無いと生きていけないということになるのです。

 

がんの栄養源

がんの栄養源は「ぶどう糖」(グルコース)です。

がんはぶどう糖をエサとして爆発的に増えていきます。

そしてお米や麺類などの炭水化物も体内では最終的にはぶどう糖となり、がんのエサに使われてしまいます。

 

がん細胞にとってぶどう糖以外のエネルギーは存在しません。

がん細胞は燃費が非常に悪く、通常の細胞の3倍から8倍の栄養を必要とするのが特徴の一つです。

 

糖質ばかりを大量に食べている人は、がんが増えやすい環境をどんどん作ってしまうので食事に注意する必要があります。

事実、糖尿病2型の人のがん罹患率が高いのは、インスリンが分泌されないことで、糖の処理が進まず体内に糖質が蓄積することに起因していることが示唆されています。

 

がんを克服する、もしくはがんを予防をするためには、やはり糖質制限は必須とわたしは考えます。

アメリカのNIHアメリカ国立衛生研究所でも2011年頃から、糖質を極力抑えたケトン食事療法をがん治療に取り入れた臨床において、根治不可能な重篤ながん患者にたいして、

一定の効果が見られたという報告も出ています。

 

近年、日本でも大阪大学の医師が糖質を極力抑えた食事療法を取り入れて大きな成果を出す患者も現れ始めています。

ただ残念なことに糖尿病の人に関しては糖質制限をしてもあまり良い結果で出ないことも報告されています。

それについての正確なプロセスは現在のところ解っていません。

 

糖質を制限すると身体になにか問題があるのか?

医者によっては、糖質制限に対して危惧する意見をときおり耳にします。

脳に必要な栄養もぶどう糖なので、糖質オフは危険だといった意見が多いようです。

また炭水化物を摂らないことも体力が落ちてしまい危険といったような意見もあります。

たしかに体力がなく病状が深刻で弱ってしまった人には難しい部分があるようです。

 

しかし食事が摂れていて日常生活ができているがん患者の方であれば問題ないと考えます。

でなければ断食療法など頻繁に行われているはずがないからです。

 

少なくとも糖質制限は数か月単位の短期間であれば、問題ないことは間違いありません。

糖質制限で問題があるとすれば、糖質を控えたことよりも、他の栄養素の摂取がおろそかであった場合には問題がでるのかもしれません。

それに個人で糖質制限をする場合、調味料のしょうゆや味噌にも糖質は入っており、完璧に防ぐことはできません。

そこまでしなくとも、主食のお米や麺類をやめ、お菓子を断つことさえできれば一定の効果が期待できます。

 

 

いずれにせよ、がんの栄養がぶどう糖ということは明確になっています。栄養源を断てばがんは自滅していくことも明確です。

ですからがん患者の方は糖質を制限した食生活を短期間でも試してみる価値があると思います。

3か月糖質オフを実践して、がんの腫瘍が小さくなった人は事実、大阪大学の研究やアメリカの研究でも存在しています。

 

具体的な糖質制限食については別の機会にお話ししたいと思います。