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ファイトケミカルとは

あなたはファイトケミカルというものをご存知ですか?
ファイトケミカルは最近非常に注目されている成分です。

主に野菜やフルーツなどの食材に多く含まれており、高い抗酸化力をもっている化学成分です。

 

ファイトケミカルの語源は「phyto」(植物)という言葉と「chemical」(化学)という言葉が合わさった意味を持ちます。
つまり植物に含まれている化学的な成分のことです。

 

例えば、ファイトケミカルの代表的な成分としては、ポリフェノールやカテキンなどがあげられます。
これらの成分は抗酸化力がとても高く、がんをはじめとする病気の予防にとても有効といわれています。



 

ファイトケミカルの種類

・ポリフェノール
・カロテノイド
・カテキン
・ビタミンC
・ビタミンE

 

これらのファイトケミカルは総じて抗酸化作用を持っているとされています。

生活習慣病の多くは体が酸性に傾き続けることで発生すると考えらています。
これらのファイトケミカルをバランスよく食事でとり入れることで、がんや生活習慣病を予防することができます。

そういった理由から、がん患者にも野菜を中心としたファイトケミカルの摂取を意識した食事療法などが近年脚光を浴びています。

ではファイトケミカルはどんな食材から得られるのでしょうか。

 

ファイトケミカルが多く含まれる食材

ファイトケミカル多い食材の大半は野菜やフルーツに含まれています。

 

ポリフェノールが多い食材

・ブルーベリー(アントシアニン類)
・緑茶(カテキン類)
・大豆(イソフラボン類)
・ブロッコリー、玉ねぎ(フラボノール類)
・パセリ、ピーマン、セロリ(フラ本類)

 

緑茶や大豆は日本人にとって昔から脈々と受け継がれてきたものです。
緑茶の摂取が多い静岡県などでは成人病が少ないことで有名ですし、八丁味噌を多く食べる名古屋でもがんの発症は日本でトップクラスの少なさといわれています。

緑茶はビミタンCも豊富で、有名なカテキンというポリフェノールが多く含まれています。

中でもエピガロカテキンガレートというポリフェノールが入っており、これががんに非常に有効と考えられています。

 

大豆にはイソフラボン類が豊富に含まれています。

イソフラボンは特に男性特有のがんである前立腺がんなどの予防にとても良いことがわかっています。
また女性にとっても更年期障害の改善や植物性蛋白質も豊富で美肌にも良いとされています。



 

カロテノイドが多い食材

・人参
・トマト
・ブロッコリー
・かぼちゃ
・みかん

カロテノイドの種類の中でβカロテンというものがとても有名ですね。
名前くらいは聞いたことのある人は多いと思います。

このβカロテンというカロテノイドがとても抗酸化力が高いことで知られています。

がん患者の方で野菜スープを飲まれる方には必ずと言っていいほど人参が入っています。

βカロテンは油に溶けやすい性質があるので、オリーブオイルなどを少し加えて摂取することが望ましい食材です。

 

なんでも摂りすぎは禁物

 

個人的には根菜類をまんべんなく取り入れることががん克服や病気予防には望ましいと思います。

なんでも偏って沢山摂ってしまうと体には毒になってしまいます。

例えば、人参でもあまりたくさん食べてしまうと、糖質が上がってしまいます。糖質は癌のエサです。
とりすぎは禁物です。

一つの成分を過剰にとってもあまり免疫力に効果がない可能性が示唆されています。

おそらく、それぞれの成分が複雑に絡み合って相乗効果を得ていることが考えられます。

ですので、がん患者の方の食事の基本は糖質を抑えて、バランスよくタンパク質や野菜、つまりフェイトケミカルを摂ることが重要です。

 

 

がん患者の方は野菜はなるべく温野菜を食べてほしいです。

生野菜は消化に悪く日本人の体質にはあまり適していません。体も冷やします。

根菜類などを蒸したり煮たり、スープにして食べると効果的においしく食べられます。

 

ただ単に野菜を食べるのではなく、少しだけファイトケミカルを意識して取り入れていきましょう。