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胃がん

 

日本人にとって胃がんは昔から非常に多い癌として知られています。

国立がんセンターによると、男性の場合がんの死亡率第二位、女性の場合第三位になっています。
(国立がんセンター がん登録・時計 2014年調べ)

 


胃がんの主な原因

胃がんの主な原因1:ヘリコバクターピロリ菌

胃がんの最も重大な要因として考えらる菌が存在します。
それがヘリコバクターピロリ菌です。名前はかわいいですが、それとは裏腹に結構怖い菌です。

胃潰瘍や胃がん患者のピロリ菌保持率は70%~80%といわれています。

この菌は胃の中に住み着きます。
強力な胃酸にも耐えるたんぱく質のバリアを持っていて、胃酸では基本的にダメージを受け付けません。

 

 

ヘリコバクターピロリ菌のキャリア(保菌者)は最近ではほとんど50歳以上の中高年ばかりです。

どうやら戦後の不衛生な環境によって、川や井戸の水からの感染が一番可能性があるようです。
現代の子供たちは水事情がとても衛生的になっているので、ほとんどピロリ菌のキャリアはいません。

あなたが、もし長引く胃の不調や50歳以上であれば、ピロリ菌に感染している可能性があるので、一度医療機関で
受診されることをお勧めします。

ピロリ菌は胃壁を荒らし、胃の粘膜を薄くしてしまう場合があります。(個人差があります)
そうなるとびらん性の胃炎となり、薄くなった胃の粘膜は胃がんを作りやすい環境となります。

長年ピロリ菌感染を放置してしまったがために、いま胃がんを発症してしまう高齢者がとても多いようです。

 

 

胃がんの主な原因2:ストレス

ストレスはどんな病気の原因にもなりうる非常に厄介な存在です。
ストレスは胃にダイレクトに不調をもたらします。

脳からの信号は胃腸にダイレクトに良い信号も悪い信号も伝えてしまいますから、ストレスは非常によくありません。

ストレスは緊張感を高める交感神経を刺激します。
そなると体はいつも緊張した状態になります。

交感神経の影響をもろに受ける胃は常に緊張しっぱなしになり疲れてしまいます。
人は強烈なストレスにさらされたり、長い期間ストレスにさらされると免疫力が下がります。

 

そこでストレスとピロリ菌が重なると、相乗効果で胃が荒れます。人によっては胃潰瘍を発症し、場合によっては胃がんになってしまうこともしばしば。

ですからストレスには何らかの対処が絶対に必要です。

 

他にもタバコや飲酒、睡眠不足や運動不足なども要因としてはあっても、データから見てピロリ菌やストレスと比べれば大したことはないと私は考えています。

 

ピロリ菌検査のすすめ

ピロリ菌の検査を受けたことが無い人は医療機関での検査を受けてください。

内科、消化器内科などで検査を受けられます。

呼気、血液検査、検便などがあります。

 

ほとんど呼気検査か血液検査が大半だと思います。ピロリ菌の有無が分かれば大幅に胃がん予防につながります。

ピロリ菌が存在していた場合は、抗生物質を1週間ほど服用します。もしその薬が効かなければ別の薬をしばらく服用します。

それで9割くらいの人はピロリ菌を除去できます。

まれに40歳以下でもピロリ菌検査でひっかかる人がいるようです。中高年の方は一度は検査をすることをお勧めいたします。